さよならモニカ

「半田、殺されるのと殺すのどっちが良い？」

松野は笑う。俺は笑わない。当たり前だ。誰がそんな質問を…少なくともほぼ毎日会って、ばか騒ぎして、肩なんか組んだりして、笑い合ってる奴に笑顔で言う。
声が出なくて(多分俺はあほな顔でもしてたんだろう)、黙ったままでいると松野はケラケラと笑う。やけに耳につく笑い方で腹が立った。
「っ…おい!!」
目の前の松野は笑顔のままだ。
「半田ったらばかだなぁ」
「……は？」
冗談な質問だよ、いつもの笑顔でこいつは言ったのに妙に不気味に見えたのは、最近こいつの左腕に赤い線が増えたからなのか、それとも夕方から夜に差し掛かっている途中の独特の薄暗さからなのか。
松野は先に歩みを進めた。途中で止まったのはこいつなのに、相変わらず松野はよく分からない。最近は特に分からなくなっている。
このままいつか知らない松野になってしまうんだろうか、とあり得もしない考えを無理矢理に頭から離して松野を追った。

もうすぐ夜になる。
(今だけは、)
(現実から逃げて、)
(夜に溶けたい、)

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松半だと思いたい＼(^q^)／
駄目だ松野が電波だオワタww
数日前に載せた松半絵のイメージみたいな。結果的に俺しか分からない＆俺しか得しない感じになった
文才欲しいぜ…！←
てか半田て松野て呼んでたっけ…？
100318